ドラマーズショップ Drummer’s Shop

ブログ内で紹介している
教則アイテム
教則本関連
 
Progressive Steps to SYNCOPATION for the Modern Drummer by Ted Reed
by カエレバ

 

ジョー・ポーカロ氏のブログでご紹介した以外でも、基本的に師匠全員のレッスンで共通して使用し、ドラムセットでの様々な応用方法を教えてくれます。世界中の音楽教育の場で使われ、実際の演奏の中でも非常に使えるフレーズの“種”がたくさん詰まっています。もちろん基本的な音符を読めなければいけませんが、この本に書かれている音符の組み合わせは非常に基本的で初歩的な内容ばかりなので、読解に関してはすぐマスターするはずです。この本での一番重要なプロセスは譜面を読む事よりも、~どうやってそのパターンをドラムセットに応用して、音楽の中で使っていくか~ レッスンでは基本的に、この事に集中して取り組んでいきます。
(ドラムセットへの実際の応用方法は、当サイトで今後オープンする、オンラインドラムスクールで解説致します)

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Modern Reading Text in 4/4 by Louis Bellson
by カエレバ
 
こちらも同じく、ジョー・ポーカロ氏のブログでご紹介した以外でも、師匠全員のレッスンで共通して使用します。Syncopationの本と少し違うところは、この本の譜面の内容はSyncopationの本より少々難しい内容です。Syncopationの本では、一番細かい音符で16分音符までしか出てきませんが、この本では2拍3連、4拍3連、16分3連、そして32分音符まで出てきます。様々な変則的な音符の組み合わせから書き方まで登場するので、どちらかというとこの本では、読む~Reading~練習がメインとなります。ただし、読めるようになった後、もしくは最初から読めるような部分に関しては、Syncopationの本同様のやり方で、ドラムセットに応用していきます。
(ドラムセットへの実際の応用方法は、当サイトで今後オープンする、オンラインドラムスクールで解説致します)

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コピーするということのブログでご紹介した、タイトルの通り、スティックを思い通りにきちんとコントロール出来るようにするために練習する本です。ジョー・ポーカロ氏のレッスン以外では使用しませんでしたが、未だに手癖の修正練習などで使ったり、自身のレッスンでも必要に応じて使用します。上記のブログ内では、スティーブ・ガッド氏がよく使用するパターンの1つ~RLRRLRRL~がこの本に書かれているということ、そしてこの1つのパターンに関するヒストリーなどをご紹介しました。本の内容の特徴としては、アクセントが書かれてません。基本的に様々なタイプのグルーピング=片手1打、2打、3打、4打打ちなどが組み合わさったパターンが多く、これらを同じ音色、音量、振り幅で均等に叩けるように練習します。16ページ目からフラムのルーディメントも出てくるので、なかなかやりがいがあります。この本に関しては、ドラムセットへの応用方法はあまりありませんが、自分が使えるなと思ったパターンだけ抽出して、ドラムセットへ応用していくのももちろんありです。
 

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Joe Porcaro’s Drumset Method : Groovin’ with Rudiments : Patterns Applied to Rock, Jazz, and Latin Drumset (Book & CD)
by カエレバ
 
ジョー・ポーカロ氏のブログでご紹介した、ジョー氏自らが書き下ろした本です。すごく音楽的なことに驚きます。最初のページから、1つのルーディメンツ(マーチングやドラムコーで発展してきた小太鼓の基礎奏法のひとつで、ドラムセットへの応用でより複雑なドラミングができる。音楽大学の入試に使われることもある)のパターンからのドラムセットへの応用例、例えばフィルインとしてどう入れるのか、などの使い方の例が所狭しと書かれているので、教則本というよりも“ネタ帳”のような素晴らしく音楽的な本です。何と言っても、様々な音楽のジャンルごとに分けて説明されているところも音楽的です。ルーディメンツのパターンがよく分からない方も、この本を使うことによって、ルーディメンツの理解度も同時進行で上がるはずです。逆にルーディメンツをたくさん学んできたアドバンスのドラマーの方も、また次の未知のレベルに進めるでしょう。
 

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Odd Times : Patterns for Rock, Jazz, and Latin at the Drumset (Book & CD) by Joe Porcaro
by カエレバ

 

これはジョー・ポーカロ氏のブログではご紹介してませんが、すごく短い期間、レッスンで解説していただいた素晴らしい本です。Odd Timesというのは奇数拍子のことを指します。だいたいのコンテンポラリー音楽は、4分の4、4分の2や8分の6拍子などが多いですが、8分の5、8分の7、そして8分の9など・・・分子が奇数の拍子のことをOdd Timesと呼びます。変拍子ともよく言います。この本では、奇数拍子それぞれのカウントの取り方や歌い方、ドラムセットでの奇数拍子のアプローチ方法と、使いやすいグルーヴパターンを解説しています。ジョー氏が常に意識しているのは、奇数拍子の変拍子だからと言ってカウントすることにとらわれ過ぎないことです。1,2,3,4,5という風に数だけで感じず、5のグループの自分が歌いやすい・覚えやすいメロディーを勝手に作って、歌として体に入れると習得しやすいです。変拍子ということで固く構えずに、いち早く楽に奇数拍子を叩けるようになる手助けをしてくれる内容となってます。